-2023.9.28

お知らせ

CASA FRUTTA開業

CASA FRUTTAを運営する古谷葡萄園は、親子4代に渡って甲府で農業を営んでいます。1959年に、米麦養蚕からぶどうに切り替え、現在に至ります。また、4代目が就農したタイミングでいちご栽培も取り入れ、夏秋はぶどう、冬春はいちごの収穫を行っています。

ぶどう栽培では、30年以上にわたり、草生栽培を基軸にして豊かな土壌を作り上げてきました。雑草(当園ではライ麦)を生やしたままにしたり、刈り取って緑肥にしたりすることで、土中の生物や微生物が増え、より多くの栄養素が吸収されて葡萄の味が複雑になります。
昨今において草生栽培は、温暖化抑制につながる「フォーパーミルイニシアチブ」の取り組みにおいても注目されており、環境に配慮した農業経営の一環として今後も継続していきたいと考えています。

自然の摂理を最大限活かすこと。ぶどうの剪定、芽かき、間引き、粒抜き、摘芯等、見えないところに手間暇をかけること、それによって味が凝縮され感動するほど美味しい作物ができると考え、一つ一つの作業に励んでいます。苺の栽培では、環境負担を減らすためのひとつの取り組みとして、自家製培養液(複数の有益菌)を使って悪い菌の増殖を抑え、土壌の物理性、生物性の多様化を目指しています。

わたしたちの職場は畑ですので、近年の環境変化を肌で感じています。農業分野だけに限らず、異業種とも連携し、これからの時代を見据えた新たな農業の形を模索すべく、2023年春に加工場兼店舗CASA FRUTTAを開業しました。

商品は旬の果実をたっぷり使ったスイーツとドリンクです。季節のパフェをはじめ、パフェ缶、ゼリー缶など、見た目にも楽しめ、旬のフルーツをたっぷり味わえるスイーツを作っています。大人気のシャインマスカットやイチゴ、その他季節ごとに旬のフルーツを使った商品をご提供いたします。

畑のすぐ隣の店舗で採れたて新鮮な果実を味わっていただくことが一番の特徴ですが、店舗に並ぶ果実が単に商品というだけでなく、畑においてどのように育てられたのか、その年の気象条件はどうだったのか、その年だけでなくその年に至るまでにどんな風に育てられたのか。そんな背景についてもお客様とのコミュニケーションの中でお伝えすることも大切にして参ります。

今後は、農業体験や果実を用いたワークショップ等を実施して、若い世代に「農業」や「食」について触れる、考える機会もご提供したいと考えています。

CASA FRUTTAの動きはこちらのHPの他、インスタグラムⅩ(旧Twitter)でも発信していきます。ご興味をお持ちいただき楽しんでいただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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CASA FRUTTA

カーザ・フルッタ

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〒400-0827
山梨県甲府市蓬沢1-15-6(山梨県自治会館隣)

営業:毎週土曜日(AM11:00〜PM3:00)

※営業、休日など、SNSの発信やお電話などでご確認ください。

tel. 070-9117-2756

※営業日のみ受付(AM10時〜PM3:00)

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